外出の際、またリアル本屋へ立ち寄った。特に目的も無く。
岩井志麻子著
「魔羅節」に目を惹かれた。キョーレツすぎるタイトル。魔羅ってあれのことだよなぁ?
パラパラっと立ち読み。
「ぼっけぇきょうてぇ」は、立ち読みこそしたものの、買うほどではないなと思った。
けどこれは買った。淫猥な響きのタイトルが並んでいたせいでしょうか(笑)
しかし、タイトルや表現こそあからさまで生々しいものだけれど、読んでもピクリとも反応することはあるまい。ピクリと反応するモノもないけどさ。
あまりにドロドロとしている。スッキリ終わる話は一編もない。どこから異世界に紛れ込んでしまったのか。そもそもが現実のものであったのか。それさえもハッキリしない。
文庫の背表紙とamazonレビューに書かれている、まさにそのまま。
蛇を神様として祀る宗教が絡んだ短編を読んで、坂東真砂子氏の
「蛇鏡」を思い出した。四国(高知だったっけか)と岡山だから地理的にもそう遠くないし、似たような宗教があったとしても不思議はない。
ドロドロと渦巻く情欲。私怨。その土地ならではの因習。そんなところも似ている。
坂東氏については、「四国」「狗神」「蛇鏡」まではなんとか行ったけど、角川ホラー文庫の「蟲」でもういいやと思った。その後「山姥」買ったけど。
長編よりも、インパクトで勝負!な短編集
「屍の声」がお気に入り♪救いのねえラストが胸にズッシリくるけれど。
「魔羅節」と一緒に三島由紀夫の
「禁色(きんじき)」も購入した。
三島由紀夫を読んだのは、実家にあった「金閣寺」のみ。
以前にも買おうかどうか迷って、本屋で裏表紙の解説を読み漁ったものだが、自前で買ったのは今回が初めて。
けっこうな厚みのある本書を選んだのは、そらー美しいゲイが出てくるからですなぁ。
まだ読み始めたばかりだけど、誰かを何かを自分の意のままにしようと目論んでもそう上手くはいくまい、と予想している。
しっかし、最近私の読書の選択条件はかなり性的な要素を含んでいる気がする。明らかにこのブログの影響っぽい(^^;
決してネタのためではないよ。やっぱり・・・・・
好きだから?(爆)いやでも決してそればかりではないのよ。
クリスティなんて一切エロないし、宮部みゆき氏だってほんのりとした恋心とかそんなのが大半だし。←「ステップファザー・ステップ」のストーリーテラーである泥棒が“昔一緒に暮らしていた女が”とか言うだけで
ムラムラドキドキするくらいだも~ん(*^o^*)
てか、今気づいたけど新刊出てるや。買~おうっと。
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